アジレント、自動分注ソリューション Bravo NGSとオンデッキサーマルサイクラーを発表

2023年3月28日

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アジレント・テクノロジー株式会社（社長：松崎 寿文、本社：東京都八王子市高倉町9番1号）は、自動分注ソリューション「Agilent Bravo NGS」、およびこのプラットフォームと統合されるオンデッキサーマルサイクラー（ODTC）を発表します。オプションの ODTC アクセサリにより、Bravo プラットフォームにおいて、次世代シーケンシング（NGS）、エンドポイント PCR、セルベースアプリケーションの自動化ワークフローの一部としてサーマルサイクルを実行できます。

オンデッキサーマルサイクラーはゲノミクスや分子生物学の多くのワークフローできわめて重要です。自動分注ソリューション Bravo NGSでこのオプションのアクセサリを用いることで、サーマルサイクルを自動化プロトコルの一部として実行でき、無人運転時間が長くなるため、操作の自由度が高まり、より高レベルの作業に集中できます。このセットアップは、特に NGS ワークフローのライブラリ調製やターゲットエンリッチメントステップなどのアプリケーションにおいてメリットがあります。

アジレントのオートメーションソリューションビジネスのジェネラルマネージャーのラース・クリスチャンセン（Lars Kristiansen）は次のように述べています。
「オンデッキサーマルサイクラーは、複数のタッチポイントでマイクロプレートを Bravo デッキから取り外してオフラインの他社製サーマルサイクラーに設置する必要がないため、Bravo NGS プラットフォームで非常にシームレスなワークフローを実現できます。ODTC を Bravo プラットフォームに加えることで、無人運転の機会が広がり、パフォーマンスが向上するとともに、プログラム済みプロトコルの使い勝手が向上します。本製品は、ワークフローの柔軟性を維持しつつ生産性と再現性の向上を目指すハイスループットの学術機関のラボやサービスプロバイダーラボのお客様を支えます。」

Avellino Labs のオートメーション責任者のケビン・キム（Kevin Kim）氏は次のように語っています。
「無人運転時間の延長と省スペースを実現し、温度の影響を受けやすいアッセイステップで重要なサーマルサイクラーへの直接ピペットが可能なソリューションを必要とするすべてのラボにとって、Bravo と ODTC は費用対効果に優れた強力な製品です。」

アジレントのIntegrated Genomics Division（統合ゲノミクス事業本部）のジェネラルマネージャーのケビン・メルドラム（Kevin Meldrum）は次のように述べています。
「SureSelect ユーザーは、BravoとODTCにより、SureSelect XT HS2 ケミストリーの柔軟性と高品質の性能を活用しながら、より良いエクスペリエンスが得られます。」

アジレントのモジュール型ワークフローソリューションは、簡単な統合とシームレスな連携を目的として設計されています。Agilent Bravo NGS Workstation と ODTC を SureSelect 試薬と組み合わせることで、NGS ソリューションの自動化が可能になります。これにより、時間を短縮し、新しい自動化アッセイの最適化における負担を大幅に低減するとともに、幅広いアプリケーションニーズに柔軟に対応することができます。

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場におけるグローバルリーダーで、生活の質を向上させるインサイトやイノベーションを提供しています。当社の機器、ソフトウェア、サービス、専門性を含む、幅広いソリューションは、お客様が抱えるきわめて困難な課題に信頼できる答えをお届けします。2022年度の売上高は 68 億5000万米ドルでした。従業員は全世界で 18,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、www.agilent.com でご覧ください。アジレントの最新の情報を得るには、Newsroomを購読してください。LinkedIn、Twitter 、Facebook、LINE、YouTube、でアジレントをフォローしてください（※Twitter、LINE、YouTubeでは、日本語で情報を発信しています）。

※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

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