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アジレント・テクノロジー、医薬品製造向けに 新たなハンドヘルド型原材料受け入れ確認試験システムを発表

 

 

透明および不透明のパッケージ越しに同定可能な装置

2020年4月13日

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 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、ラマン分光製品群に、新製品を投入することを発表します。原材料受け入れ確認試験システム「Agilent Vaya ラマン」はハンドヘルド型の装置で、医薬品業界およびバイオ医薬品業界における品質管理試験を迅速化します。

 Vayaは、透明および不透明のパッケージ越しに原材料の同定を行います。サンプリングせず、同じ費用でより多くの容器を試験可能です。入荷した原材料を、倉庫で受け入れ時に迅速に試験することが可能で、作業者の時間やサンプリング室の使用を削減できます。未開封容器越しに測定することで、作業者の強力なAPI(医薬品原薬)への曝露を避けるとともに、無菌状態の内容物の保存可能期間を維持し、不必要な浪費を防ぐ助けとなります。

アジレントの分子スペクトロスコピー事業本部 バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーのPaul Loeffenは次のように話しています。
「原材料試験の速度および効率性の改善は、医薬品およびバイオ医薬品製造に大きな影響があります。試験に対する要求は、大量の試験、多くのケースでは全容器の試験に向かっており、従来手法では特に大量のリソースを必要とする場合があります。容器越しの試験が可能なVayaはこのボトルネックを回避しており、お客様に、コストとリソースを大幅に節約できるソリューションをご提供できます。」

 Vayaは真の容器越し試験が可能な初のハンドヘルド ラマン装置です。GMP準拠パッケージの不透明容器越しに、入荷した原材料の高速確認試験を行えるように、当社の空間オフセットラマン分光 (SORS) テクノロジーを搭載しています。Vayaは従来のラマン分光にSORSを統合しており、透明のガラスバイアルやプラスチック袋から、不透明のプラスチック袋や紙袋まで、様々なパッケージに幅広く対応しています。

アジレント・テクノロジーについて

アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場におけるグローバルリーダーです。当社は生活の質を向上させるインサイトやイノベーションを提供する独立した会社となって20年を迎えます。当社の機器、ソフトウェア、サービス、ソリューション、人材は、お客様が抱えるきわめて困難な課題に信頼できる答えをお届けします。2019 年度の売上高は 51億6000万米ドルでした。従業員は全世界で 16,300 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、http://www.agilent.com でご覧ください。アジレントの最新の情報を得るには、Newsroom.を購読してください(英語)。Linked InTwitterFacebook でアジレントをフォローしてください(英語)。日本語のTwitterアカウント (AgilentChem_JP および AgilentLife_JP) をフォローしていただくと、日本語で情報をご覧いただけます。


※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。

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