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PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」が、キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ)のファーストライン治療の肺がん患者のより広範な特定に使用可能に2018年12月21日 アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」(体外診断用医薬品 承認番号 : 22800EZX00078000)の添付文書を改訂したことを発表します。 PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」は、Merck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.(米国とカナダ以外ではMSD)が製造する抗PD-1抗体「キイトルーダ®(一般名:ペムブロリズマブ)」のファーストライン治療の対象となる切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん(NSCLC)の患者をより広範に特定するためのコンパニオン診断薬として利用可能となりました。 従来承認されていたのは、キイトルーダ®のファーストライン治療の対象であるPD-L1発現がTPS(Tumor Proportion Score)≧50%以上の化学療法未治療の進行・再発の非小細胞肺がん患者を特定することでした。このたび、TPS≧1%以上の患者もキイトルーダ®の治療対象となり、キイトルーダ®の治療対象となるより広範囲な化学療法未治療の患者を特定することが可能になります。 キイトルーダ®は、ヒト化抗ヒトPD-1モノクローナル抗体です。免疫細胞と腫瘍細胞との相互作用を阻害することで、腫瘍細胞を排除する身体の免疫システムの能力を増大し、抗腫瘍効果を示します。キイトルーダ®は、免疫細胞上のPD-1 および腫瘍細胞上のそのリガンド PD-L1 と PD-L2 の相互作用を阻害し、腫瘍細胞と正常細胞の双方に影響する T リンパ球を活性化します。キイトルーダ®およびその他のターゲット免疫療法はがん治療に革命をもたらしており、その治療上の価値は、様々な型のがんで実証されつつあります。 アジレント・テクノロジーについて アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、分析ラボ向け技術のグローバルリーダーです。50 年以上にわたる知見と技術革新にもとづき、機器、ソフトウェア、サービス、ソリューション、そして深い知識と経験により、お客様が抱えるきわめて困難な課題にも信頼できる答えをお届けします。2017 年度の売上高は 44 億7000万米ドルでした。従業員は全世界で 14,200 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。 ※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」、「当社」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。 マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。 (*1) 国立がん研究センター がん対策情報センター「2018年のがん統計予測」 # # # お客様からのお問い合わせ先:
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