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2015年3月20日
アジレント・テクノロジー傘下で、がん診断ソリューションの世界的企業ダコの日本法人であるダコ・ジャパン株式会社(代表取締役:合田 豊治、本社:東京都文京区後楽2丁目5番1号)は、病理検査室向けの次世代染色ソリューションの最新モデル「ダコ Omnis(オムニス)」の日本市場での発売を開始します。 今回発表の「ダコ Omnis」は、ハードウェア、ソフトウェア、試薬からなるソリューションです。IHC(免疫組織化学)およびISH (in situハイブリダイゼーション)の両プロセスを自動化でき、同一症例の並列処理を可能にします。これにより、より多くの検査結果を元に、より迅速な病理診断が可能となります。がん専門医の皆様は診断結果が判明するまでの患者様にとっての不安な時間を低減し、適切な治療方針を選択することが可能です。 当社の病理診断事業部 ジェネラルマネージャーのクリスチャン・サウバー(Christian Sauber)は次のようにも語っています。 ダコ Omnisは、最先端のソフトウェアを搭載しており、新たなレベルでの精度管理を実現しています。搭載されているソフトウェアでは、検体処理や装置メンテナンスなどの主要プロセスはオペレーター個人のレベルまで追跡可能となり、精度管理の水準も大きく向上しました。 スペイン・バルセロナ大学病院のペドロL.フェルナンデス博士は次のように語っています。 クリスチャン・サウバーは次のように語っています。 またダコの他のすべての装置同様、Dako Linkソフトウェアへの接続が可能です。このソフトウェアには、ネットワークへ接続している全DakoLink対応染色装置の一元管理を実現し、また病院で運用されているLIS(病理診断支援システム)との接続も可能にします。これにより検査室管理者は、ラボに持ち込まれる個々の検体スライドの処理についてさらなる精度管理が可能となります。 ダコ Omnisは、ダコ Autostainer Link 48をはじめとする、当社の既存のIHC製品群のラインアップの1つとなります。当社ではダコ Autostainer Link 48用製品の提供やサポートも継続していきます。 アジレント・テクノロジーとダコについて アジレント・テクノロジー (NYSE:A) は、ライフサイエンス、診断、応用化学市場のグローバルリーダーで、“Premier Laboratory Partner for a Better World”というビジョンを掲げています。100 か国以上のお客様と取り引きがあり、ラボのワークフロー全般にわたって、装置、ソフトウェア、サービス、消耗品を提供しています。2014 年度の売上高は 40 億米ドルでした。従業員は全世界で 12,000 人となります。アジレントは、2012年にダコを買収しました。ダコの試薬、装置、ソフトウェア、専門知識を提供する企業として広く認知されており、正確な診断や、がん患者にとっての最良の治療方針選択に役立っています。 アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。 ダコの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。 ※このプレスリリース中の「ダコ」、「当社」は、文脈により、「Dako Denmark A/S」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。 ※このプレスリリース中の「アジレント・テクノロジー」、「アジレント」は、文脈により、「アジレント・テクノロジーズ・インク」、その日本法人や各国の法人、グループ全体を指すことがあります。 マスコミ関係者の皆様: 技術、地域貢献、役員等に関連する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。 http://www.dako.jp/index/aboutdako/newsevents/news.htm # # # お客様からのお問い合わせ先:
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