高校生が清涼飲料水の香りと味を分析

	GC/MSの説明を受ける高校生

7月21日土曜日、当社 本社・八王子事業所で「Agilent Science Day 2018」を開催し、16人の高校生が参加しました。このイベントは社会貢献活動の一環として実施しているもので、分析化学の分野に目を向けてもらうことを目的に実施しているものです。

今回の「Agilent Science Day 2018」では、弊社 従業員のサポートのもと、高校生が清涼飲料水の香気成分や呈味成分を分析しました。GC/MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)を用いて香気成分を分析した2チームは、どの化合物が桃の香りを作り出しているのかを解析しました。LC/MS（液体クロマトグラフ質量分析計）を使って呈味成分を分析した別の2チームは、類似の3種類の飲料を分析し、カフェインや人工甘味料が検出されたかといった情報を元に、どの飲料だったかを当てるとという実験を行い、両チームとも正解にたどり着きました。

参加者からは、「普段使うことができない高度な分析装置を使えたことがよかった。」といった感想が寄せられました。