PD-L1 IHC 28-8 pharmDx「ダコ」の概要
PD-L1 IHC 28-8 pharmDx「ダコ」の特長
- 広範なユーティリティ:エビデンスに基づいた、複数のがんに対応する PD-L1 検査
- 臨床的に関連のある PD-L1 発現率を測定可能
- 高い品質と信頼性
- 標準化された検証済みのキット
ルーチン IHC ワークフローにスムーズに組み込み可能
- 検査室でのワークフローを変更することなく、PD-L1 IHC 28-8 pharmDx「ダコ」をスムーズに取り入れることが可能
- ダコ Autostainer Link 48 用に最適化された調製済み試薬とコントロールスライド
- 検証済みプロトコールは装置にあらかじめプログラミング済み
こちらからマニュアルとパンフレットをダウンロードいただけます。
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スコアリングガイドライン
PD-L1 IHC 28-8 pharmDx「ダコ」の染色結果の判定については、こちらをご覧ください。
検査キットの構成
PD-L1 IHC 28-8 pharmDx「ダコ」には、コントロールスライド 15 枚と 50 テスト分の試薬が含まれています。
- 濃縮抗原賦活液
- ブロッキング試薬
- 抗 PD-L1 ウサギモノクローナル抗体(Clone 28-8)
- 一次抗体陰性コントロール
- リンカー試薬
- ポリマー試薬
- 基質緩衝液
- 発色基質
- DAB エンハンサー試薬
- コントロールスライド
製品情報
製品 |
型番 |
---|---|
SK00521-5J |
|
キットとは別にご用意いただく必要のあるもの: | |
ダコ Autostainer Link 48(IHC 自動染色装置) | AS480 |
ダコ EnVision FLEX 洗浄液(20 x) | K8007 |
ダコ EnVision FLEX ヘマトキシリン(AutostainerLink 用) | K8008 |
PT Link | PT200 |
PT Link リンスステーション | PT109 |
使用目的
がん組織、細胞中の PD-L1 発現率の測定
- ニボルマブ(遺伝子組換え)の非小細胞肺癌患者、頭頸部癌患者、胃癌患者又は食道癌患者への適切な投与を行うための補助に用いる。
- ニボルマブ(遺伝子組換え)及びイピリムマブ(遺伝子組換え)の併用療法の悪性黒色腫患者への適切な投与を行うための補助に用いる。
重要な基本的注意
本品で PD-L1 発現率を測定し、以下の医薬品の投与可否を判断することが望ましい。
- 化学療法既治療の非扁平上皮非小細胞肺癌患者及び頭頸部癌患者におけるニボルマブ(遺伝子組換え)
- 化学療法未治療の非小細胞肺癌患者及び胃癌患者におけるニボルマブ(遺伝子組換え)と化学療法の併用療法
- 化学療法未治療の食道癌患者におけるニボルマブ(遺伝子組換え)を含む併用療法
- 悪性黒色腫患者におけるニボルマブ(遺伝子組換え)とイピリムマブ(遺伝子組換え)の併用療法
ただし、本品を用いて PD-L1 発現率を測定することができない場合には、ニボルマブ(遺伝子組換え)及びイピリムマブ(遺伝子組換え)の添付文書等を参照の上、投与の可否を適切に判断すること。
参考文献
- PD-L1 IHC 28-8 pharmDx「ダコ」添付文書
- CheckMate-648、CA209648
- CheckMate-649、CA209649
- CheckMate-057、CA209057
- CheckMate-141、CA209141
- CheckMate-227、CA209227
- CheckMate-067、CA209067