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PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」の特長

日本国内にて承認済み
  • 非小細胞肺癌を対象とした KEYNOTE-024 および KEYNOTE-010 臨床試験で、 PD-L1 発現率の測定に、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx 「ダコ」が用いられました。
高感度
  • 腫瘍細胞において、 0 ~ 100 % のレンジで陽性率を測定可能、0 ~ 3+染色強度
優れた特異性
  • 抗 PD-L1 マウスモノクローナル抗体 (Clone 22C3) 採用
  • Clone 22C3 は、ヒト PD-L2 (プログラム細胞死リガンド 2)との交差反応なし
  • Clone 22C3 は、腫瘍細胞、免疫細胞、上皮由来細胞の細胞膜上の PD-L1を検出
未治療の非小細胞肺癌患者に対する臨床試験

キイトルーダ® KEYNOTE-024 試験では、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx 「ダコ」を用いて組織検体のPD-L1発現率を測定しました。PD-L1 高発現 (TPS ≧ 50 %) の未治療の非小細胞肺癌の患者が投与対象とされました。


既治療の非小細胞肺癌患者に対する臨床試験

キイトルーダ® KEYNOTE-010 試験では、PD-L1 IHC 22C3 pharmDx 「ダコ」を用いて組織検体のPD-L1発現率を測定しました。PD-L1 低発現 (TPS ≧ 1 %) で既治療の非小細胞肺癌患者が投与対象とされました。

1.PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」 - 添付文書

2.キイトルーダ®は、Merck & Co., Inc. の子会社である Merck Sharp & Dohme Corp. の登録商標です。治療にあたっては、キイトルーダ®の添付文書をご参照ください。

3.Herbst RS, Baas P, Kim DW, Felip E, Pérez-Gracia JL, Han JY et al.Pembrolizumab versus docetaxel for previously treated, PD-L1-positive, advanced non-small-cell lung cancer (KEYNOTE-010): a randomised controlled trial.Lancet 2016;387(10027):1540-50.

4.Reck M, Rodríguez-Abreu D, Robinson AG, Hui R, Csőszi T, Fülöp A et al.Pembrolizumab versus chemotherapy for PD-L1-positive non-small-cell lung cancer.NEJM 2016.DOI:10.1056/NEJMoa1606774.

PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」

使用目的

体外診断用

PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」は、抗 PD-L1 マウスモノクローナル抗体(Clone 22C3)を用いた免疫組織化学染色法を原理としたアッセイキットあり、ダコ Autostainer Link 48 (IHC 自動染色装置)を用いて、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)非小細胞肺癌組織中の PD-L1 発現率を測定するためのものです。PD-L1 発現率は、任意の強度で部分的または完全な細胞膜の染色を示す陽性腫瘍細胞の割合であるTumor Proportion Score (TPS)を用いて決定します。

PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「ダコ」は、PD-L1 低発現 (TPS ≧ 1%) である既治療の非小細胞肺癌患者において、キイトルーダ®( ペムブロリズマブ) の適切な投与を行うための補助として用いることを目的としています。

PD-L1 IHC 22C3 pharmDx「 ダコ」は、PD-L1 高発現 (TPS ≧ 50%) である未治療の非小細胞肺癌患者において、キイトルーダ®( ペムブロリズマブ) の適切な投与を行うための補助として用いることを目的としています。

治療にあたっては、キイトルーダ®の添付文書をご参照ください。

体外診断用医薬品 承認番号 : 22800EZX00078000