Tonsil
MutL Protein Homolog 1 (ダコ Autostainer Link 48 用)
ミスマッチ修復遺伝子 hMLH1 は、DNA 複製の際に生じた誤りを修復する MutL protein Homolog 1 (MLH1) と呼ばれるミスマッチ修復タンパクをコードしています。DNA ミスマッチ修復は完全な遺伝子情報を維持するために必要不可欠であり、この遺伝子の変異が存在する場合、マイクロサテライト不安定性 (microsatellite instability, MSI) が生じることが知られています。これら DNA 修復経路の異常はヒトの発がんと関連があり、特に遺伝性非ポリポーシズ大腸癌 (HNPCC) において明らかにされてきました。
抗 MLH1 抗体は HNPCC を含む消化器癌およびその他の癌におけるミスマッチ修復タンパクの欠如を免疫組織化学的に明らかにすることに有用です。MLH1 の陽性反応は、核に認められます。
抗 MLH1 抗体は HNPCC を含む消化器癌およびその他の癌におけるミスマッチ修復タンパクの欠如を免疫組織化学的に明らかにすることに有用です。MLH1 の陽性反応は、核に認められます。