Granulosa cell tumor
インヒビンα (ダコ Autostainer Link 48 用)
インヒビンはαサブユニットとβサブユニットからなる二量体の糖タンパクであり、性腺刺激ホルモン、特に FSH の産生や分泌を抑制しています。一方、2 つのβ-サブユニットからなる二量体糖タンパクであるアクチビンは FSH の産生を促進し、インヒビンはアクチビンと共に FSH 内分泌フィードバック機構を形成しています。
抗インヒビンα抗体を用いた免疫組織化学染色により、卵巣の卵胞顆粒膜細胞、莢膜細胞、精巣のセルトリ細胞、ライディッヒ細胞など、ほとんどの性索間質細胞が陽性を示すことから、本抗体は卵巣腫瘍における性索間質性腫瘍の鑑別に有用です。
抗インヒビンα抗体を用いた免疫組織化学染色により、卵巣の卵胞顆粒膜細胞、莢膜細胞、精巣のセルトリ細胞、ライディッヒ細胞など、ほとんどの性索間質細胞が陽性を示すことから、本抗体は卵巣腫瘍における性索間質性腫瘍の鑑別に有用です。