サイトケラチン、高分子量 (濃縮抗体)
ヒト皮膚角質層からの抽出物中の、主に分子量 約 66kD, 57kD のケラチンを同定します。また、ウェスタンブッロティング法により Moll の分類によるケラチン 1, 5, 10, 14(分子量 68kD, 58kD, 56.5kD, 50kD)と反応します。
正常細胞においては、扁平上皮, 腺上皮, 複合上皮と反応し、前立腺過形成とも反応します。肝細胞, 膵臓の腺房細胞, 近位尿細管, 子宮内膜腺とは反応しません。また、血管, 平滑筋, 骨格筋, 神経細胞とは反応しません。
腫瘍細胞においては、単層上皮以外の腫瘍化した扁平上皮, 円柱上皮、特に、乳腺, 膵臓, 胆管, 睡液腺, 膀胱, 鼻咽頭, 中皮腫の一部と反応します。腺ガンに関しては様々な反応を示し、内分泌腺腫, 肝ガン, 子宮内膜ガン, 腎臓ガンとはほとんど反応しません。また、間葉系腫瘍, リンパ腫, 悪性黒色腫, 神経細胞腫, 神経内分泌腫瘍とは反応しません。
サル, ウサギ, ウマとの交差反応は確認されています。
正常細胞においては、扁平上皮, 腺上皮, 複合上皮と反応し、前立腺過形成とも反応します。肝細胞, 膵臓の腺房細胞, 近位尿細管, 子宮内膜腺とは反応しません。また、血管, 平滑筋, 骨格筋, 神経細胞とは反応しません。
腫瘍細胞においては、単層上皮以外の腫瘍化した扁平上皮, 円柱上皮、特に、乳腺, 膵臓, 胆管, 睡液腺, 膀胱, 鼻咽頭, 中皮腫の一部と反応します。腺ガンに関しては様々な反応を示し、内分泌腺腫, 肝ガン, 子宮内膜ガン, 腎臓ガンとはほとんど反応しません。また、間葉系腫瘍, リンパ腫, 悪性黒色腫, 神経細胞腫, 神経内分泌腫瘍とは反応しません。
サル, ウサギ, ウマとの交差反応は確認されています。